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「岸辺の旅」 レビュー 死んだ夫と旅をする”夫婦ふたりの旅路

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3年間、失踪していた夫が突然帰ってきた。
だが、夫は「俺、死んだよ」と妻に告げる。
そして、夫が過ごした最期の時間をめぐる、夫婦ふたりの旅がはじまった―。
 “死んだ夫と旅をする”。
それは、あなたを見おくり、言えなかった「さようなら」を伝えるための旅路。
愛する人との永遠の別れを描く、究極のラブストーリー。

(C)2015「岸辺の旅」製作委員会/COMME DES CINEMAS

(C)2015「岸辺の旅」製作委員会/COMME DES CINEMAS

ストーリー
夫の優介(浅野忠信)が失踪してから3年。妻の瑞希(深津絵里)のもとに、突然失踪した夫が帰ってきた。帰宅した優介は瑞希に「俺、死んだよ。」と告げる。そして優介に誘われるまま、2人で旅に出る瑞希。それは夫が失踪してから、自宅に戻ってくるまでの3年間でお世話になった人々を訪ねていく旅だった。ひとつめの町では新聞配達を生業とする孤独な初老の男性を、ふたつめの町では小さな食堂を営む夫婦を、みっつめの町では山奥の農園で暮らす家族を訪ねる2人。失われた時を巡るように、優介と一緒に過ごし、優介が見たこと、触れたこと、感じたことを、同じ気持ちで感じていく瑞希。旅を続けるうちに、瑞希はそれまで知らなかった優介の姿も知ることになる。お互いへの深い愛を、「一緒にいたい」という純粋な気持ちを改めて感じ合う2人。だが、瑞希が優介を見おくり、言えなかった「さようなら」を伝える時は刻一刻と近づいていた―。

生きていると思っている登場人物が

実は死人であったり、またその逆であったり。

現実と非現実・・・そしてこの世とあの世を行き来する錯覚を起こし

あたかも魂だけでこの映画を観ているような、不思議な感覚に陥る。

原作は、湯本香樹実が(ゆもと かずみ)が、2010年に発表した小説『岸辺の旅(きしべのたび)』を、世界的名匠・黒沢清監督が映画化!主演には、数々の映画賞を受賞した『悪人』で、第34回モントリオール世界映画祭最優秀女優賞を受賞した深津絵里と、映画『マイティ・ソー』でハリウッド映画デビューを果たし、『私の男』で第36回モスクワ国際映画祭最優秀男優賞を受賞した浅野忠信という国際的に活躍する2人がW主演を果たしました。日本映画界を代表する2人の実力派が初の夫婦役で、“究極のラブストーリー”を演じている。

そして、黒沢清監督とは初顔合わせとなる深津絵里と、黒沢清監督作品には(『アカルイミライ』以来)映画としては12年ぶりの出演となる浅野忠信という強力なタッグにより、この度、第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で、黒沢清監督が日本人初となる”監督賞”を受賞。
また、フランスの配給会社「Version Original(バージョンオリジナル)」により、今秋フランス国内で100-150館規模での公開を予定しており、カンヌ国際映画祭での反響にも大きな関心を集めてる。

 

岸辺の旅」10/1 ディノスシネマズ札幌劇場公開

原作:湯本香樹実 「岸辺の旅」(文春文庫刊)  企画協力:文藝春秋
監督:黒沢 清  脚本:宇治田隆史 黒沢 清 出演:深津絵里 浅野忠信
製作:「岸辺の旅」製作委員会(アミューズ、WOWOW、ショウゲート、ポニーキャニオン、博報堂、オフィス・シロウズ)
共同製作:COMME DES CINEMAS  製作幹事:アミューズ、WOWOW 企画・制作プロダクション:オフィス・シロウズ

 

Journey to the Shore

Mizuki’s (Eri Fukatsu) husband Yusuke (Tadanobu Asano) went missing 3 years ago. He suddenly comes back home one day and asks Mizuki to go on a trip with him. Their trip consists of visiting the people that helped Yusuke on his previous travel. While traveling together, Misuki sees, touches and feels what Yusuke did for those 3 years. Why did Yusuke suddenly come back home? What did he try to send to Mizuki?

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