北海道の映画関連情報と最新映画情報・映画レビューを発信するサイト

『アデライン、100年目の恋 レビュー 20代で100年以上生き抜いた、人生の意味を問うラブストーリー!

Pocket
LINEで送る

20代で100年以上生き抜いた、人生の意味を問うラブストーリー!

アデライン、100年目の』 2015年10月17日(土)札幌シネマフロンティア 他全国ロードショー

奇跡的な状況が重なり年を取らなくなったアデライン・ボウマン。常に29歳にしか見えない彼女は10年ごとに名前も住所も変えて生きてきた。

彼女の秘密を知るのは一人娘のフレミングだけ。その娘もすっかり老いてしまっていた。親友を作ることもできないアデラインには孤独な日々が近づいている。そんな彼女の前に現れた青年エリス。ハンサムでカリスマ的な魅力をもつエリスにアデラインは惹かれていく。いつか秘密を伝えなければならないと不安な日々を過ごしていた。そしてある日、秘密を伝えられずにいたアデラインに思いもよらない出来事が起こる。

AgeD2-203.dng

アデラインを演じるのは、TVシリーズ「ゴシップガール」で人気女優の仲間入りをし、ファッション・アイコンともてはやされるブレイク・ライヴリー。昨年末、長女を出産した彼女にとって、復帰第一弾となる作品だ。

アデラインのハートをつかむエリスを演じたのは、ソロ・ミュージシャンとして活躍中のオランダ人俳優ミキール・ハースマン。起業で成功後、人道支援活動に尽力する美男子という現代の王子様のような設定をロマンティックに演じている。

他に、エリスの父親ウィリアムを演じるのはハリソン・フォード。登場シーンが少ないながらも、アデラインに重要な決意をさせる存在として強い印象を残している。またオスカー女優エレン・バースティンがアデラインの娘フレミング役で登場。運命に翻弄される母親を愛し続け、母親の心の拠り所となる役にぴったりだ。

監督は、リー・トランド・クリーガー。大学在学中に映画制作会社を立ち上げ、デビュー作『December Ends』は2006年のメソッド・フェスティバルで最優秀映画賞を受賞。その後『セレステ∞ジェシー』でヒットし、大手映画会社から制作依頼が舞い込んだがすべて断り、本作を長編第4弾に選んだ。

人生の意味を問うラブストーリー

「この脚本を手にするまで、歳を重ねることの美しさに焦点を当てた物語を読んだことはなかった。我々が生きる21世紀は若くて美しいことが最高とされているけど、果たしてそうなのか」というのは、リー・トランド・クリーガー監督。

本作のテーマについて、プロデューサーのトム・ローゼンバーグは「愛についての物語であると同時に人生の意味を問いかけてくれる。老いることの価値や避けられない死について考えさせられるし、それらなくして人生は不毛だと教えてくれる」と語っている。

100年の人生を生きている彼女の複雑な人格を表現するために、各時代の話し方を変え、1908年生まれのアデラインを感じられるクラシカルでエレガントなスタイルをファッションに取り入れた。ヘアスタイリストのアン・キャロルは「アデラインは常に周囲の人々に紛れようとしているから、人目を引くメイクや髪型は必要ないの」と語る。ブレイクも「髪型とメイクを変えてもらうたびにまったく新しいキャラクターになった気分だわ。各時代に溶け込むのがすごく楽だった」と大満足。

見る人のハートを揺さぶる現代版ラブ・ファンタジー。

あらがうことのできない運命に流されて生きてきたアデラインが100年のときを経て見つけたものは?この映画は、アンチ・エイジングに血道を上げ、美魔女目指してまっしぐらな日本女性たちの価値観を180度変えてしまうかもしれない。

 

アデライン、100年目の恋』 2015年10月17日(土)札幌シネマフロンティア 他全国ロードショー

監督:リー・トランド・クリーガー『セレステ∞ジェシー』

出演:ブレイク・ライヴリー/ミキール・ハースマン/ハリソン・フォード/エレン・バースティン

(C)2015LAKESHORE ENTERTAINMENT GROUP LLC, KIMMEL DISTRIBUTION,LLC AND LIONS GATE FILMS INC, ALL Rights Reserved

 

The Age 0f Adaline

Blake Lively is captivating as Adaline, a 29-year-old who survives a near-death experience and from that day on, never grows older. Adaline guards her secret and her heart for eight decades until a charming philanthropist (Michiel Huisman) and his parents (Harrison Ford and Kathy Baker) force Adaline to confront her destiny in this unforgettable tale about the timeless power of love.

17 October 2015 (Japan)

Writer Profile

kieko
kieko
「E.T.」を観て、自転車は爆走すると空を飛ぶと信じ、「グーニーズ」を観て、海には大冒険が待っていると信じていました。そんな私が今注目しているのはインド映画界ボリウッド。踊って歌って笑ってる・・・だけじゃない魅力もあるんです♪
%d人のブロガーが「いいね」をつけました。