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『リトルプリンス 星の王子さまと私』レビュー 大切なものを見つけに行こう!

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1943年に出版されて以来、270以上の言語・方言に訳され、1億4500万部以上を売り上げてきたサン=テグジュペリ不朽の名作「星の王子さま」。砂漠に不時着した飛行士と、小惑星からやって来た小さな王子との出会いと別れをつづったその物語は、世界中の人々に長く愛されつづけてきた。時代を超え、文化の差も超えて読む者の共感を呼ぶのは、そこにある普遍的なメッセージ。平易な言葉で語られるそのメッセージは、読むたびに新たな解釈を生み、どこまでも深く読む人の心をつかんで離さない。

「星の王子さま」は、世界中のアーティストや作家たちからも愛される作品である。アニメーション監督の宮崎駿も、自身の推薦書50冊リストに「星の王子さま」を挙げている(岩波新書「本へのとびら」)。これまでオーソン・ウェルズやウォルト・ディズニーといった伝説的なアーティストたちが映画化を試み、いずれも実現には至らなかったが、出版から72年目にして初のアニメーション映画として映像化が実現。そして本作は、サン=テグジュペリ エステート(権利管理者)が初めて認可した、「星の王子さま」のその後を描く物語である。

無題2

いま、9歳の女の子が、星の王子さまに会いに行く——

よい学校に入るため、友だちもつくらず勉強漬けの毎日を送る9歳の女の子。名門校の学区内に引っ越してきたが、隣には風変わりなおじいさんが住んでいた。ある日、隣から飛んできた紙飛行機が気になって中をあけると、そこ書かれていたのは、小さな王子の物語。話の続きが知りたくてたまらず、女の子は隣家を訪ねた。王子の話を聞き、一緒に時を過ごすうちに、二人はかけがえのない友だちになっていく。しかし、ある日、おじいさんが病に倒れてしまう。女の子は、もう一度王子に会いたいと言っていた彼のために、プロペラ機に乗って、王子を探す旅に出た——

 

大人は子供に、子供は大人になれる『星の王子さま』のその後の物語。

冒頭は孤独な9歳の女の子と、変わり者の隣家のおじいさんのストーリーだが、中盤からキツネと星の王子さま探しの旅に出る。

この物語の中で表現したいことは、本当の愛情を持っていること。

内なる愛の気持ちを大事にすること。

自分の眼差しと、愛の向かう方向に生きていくこと。

真にやりたいことを、貫きにくい世の中の仕組みの中で、大切なことを気づかせてくれる映画である。

リトルプリンス 星の王子さまと私』11月21日(土) 札幌シネマフロンティア・ユナイテッド・シネマ札幌 その他道内劇場にて公開。

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The Little Prince

A little girl lives in a very grown-up world with her mother, who tries to make sure she is prepared for it. Her neighbor The Aviator, introduces the girl to an extraordinary world where anything is possible, the world of The Little Prince.  21 November 2015 (Japan)

 

© 2015 – LPPTV – Little Princess – ON Ent. – Orange Studio – M6 films – Lucky red
Licensed by Warner Bros. Consumer Products, a division of Warner Entertainment Japan Inc.

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