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「ストリート・オーケストラ」ブラジル・スラム街で生まれた交響楽団 8月13日公開 試写会の感想

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「ストリート・オーケストラ」 原題:Tudo Que Aprendemos Juntos

挫折したヴァイオリニストと、夢みることも知らない子供たちが起こした奇跡とは?
スラム街で生まれた交響楽団がブラジルを動かした感動の実話。

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解説

ブラジル最大のスラム街。運命に立ち向かう為に、
子供達が手にしたのは“ラップ”でも“サッカー”でもなくクラシック音楽だった。

楽器の持ち方も知らない、楽譜も読めない。モーツァルトとベートーベンの違いなんて、さっぱりわからない。ここは、サンパウロ最大のスラム街、エリオポリスの公立学校。今日を生き延びるだけで精いっぱいの子供たちにとって、クラシック音楽なんて何の役にも立たなかった。その先生に出会うまでは──。
ロカルノ国際映画祭を皮切りに、世界に喝采の輪を広げている実話から生まれた感動作。暴力が最大の力だと信じていたスラム街の子供たちが、ある教師から音楽にも人を変える力があることを教えられる。厳しい練習にのめり込み、メキメキと上達していく子供たちは、クラシック音楽でスラム街の闇と闘い始める。監督は、不朽の名作『セントラル・ステーション』で助監督を務めたセルジオ・マシャード。教師にはブラジル最高の俳優ラザロ・ハーモス。個性豊かな子供たちは700名以上のオーディションから選ばれた。
子供たちの奏でる希望に満ちた旋律が人々に勇気を与え、遂にはブラジルを動かしていく。“スラム街の子供たちの交響楽団誕生”という奇跡を起こすまでの波乱に満ちた道のりとは? 世界に一つだけの“ストリート・オーケストラ”が、いよいよ日本にもやって来る!

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あらすじ・ストーリー

憧れのサンパウロ交響楽団のオーディションに落ちたヴァイオリニストのラエルチは、失意のなか生活のためにスラム街の学校で音楽教師を始めるが、5分たりとも静かにできない子供たちに愕然とする。ある時、ギャングに襲われたラエルチは、見事な演奏で逆襲する。感動したギャングが銃をおろしたと聞いた子供たちは、暴力以外に人を変える力があることを知る。やがて子供たちは音楽の与えてくれる喜びに気付き、ラエルチもまた情熱を取り戻す。そんな矢先、校長から次の演奏会で最高の演奏ができなければ、学校の存続は難しいと告げられる。一世一代のステージにしようと張り切るラエルチと子供たちに、思わぬ事件が待ち受けていた──。

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試写会の感想

来月からスポーツと平和の祭典オリンピックが開催されるブラジル、だがテレビで何度も繰り返し映し出されるのは子供達の窃盗団の映像、注意喚起が呼び掛けられ繁栄と貧困・光と影。それがブラジルの実情なのだろう。

スラムで育ち、貧困や暴力に希望を見出だせないまま暮らしている子供達、それぞれ多様な問題を抱えている。そして音楽に向き合えず苦悩するかつては神童と言われたバイオリニスト。問題を乗り越えながら彼らは深い絆で結ばれていく。

格差社会はブラジルだけでは無い。貧困だけの問題だけでは無く、孤独や無気力な気持ちを抱いている子供達がどれ程いるのだろう。芸術やスポーツには心の貧困を断ち切る力があると信じたい。

8月13日(土) ヒューマントラストシネマ有楽町 他全国順次ロードショー

ディノスシネマズ札幌劇場にて公開

本編を彩る名曲の数々!

モーツァルト
ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216
バッハ
G線上のアリア
パッヘルベル
カノン
ヨハン・シュトラウスⅡ世
美しき青きドナウ
リスト
慰め 第3番 変二長調
ヴィヴァルディ、チャイコフスキー、シューマン、ブラームス、パガニーニ………など

公式webサイト: http://gaga.ne.jp/street/
監督・脚本:セルジオ・マシャード『セントラル・ステーション』助監督
キャスト:ラザロ・ハーモス、カイケ・ジェズース、サンドラ・コルベローニ
特別出演:サンパウロ交響楽団、エリオポリス交響楽団
後援 駐日ブラジル大使館
配給:ギャガ 製作国:ブラジル 言語:ポルトガル語

©gullane

Writer Profile

まっき
多感な乙女の時期にヌーヴェルバーグ、イタリアチネッチタ、ブリティッシュニューウェーブと、西欧にどっぷりはまる。カルトB級大好物の歴史を経て、今に至る。現在は好き嫌い無しの、雑食系に推移しております。
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