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生きうつしのプリマ 札幌シアターキノ 8月27日公開

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ドイツの父娘が偶然ネットで見つけた、亡き母に生き写しの女
彼女はNYで大人気の有名オペラ歌手だった──

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一家の謎が解ける時、悩める心も解き放たれる──

『ハンナ・アーレント』の監督&主演で贈る華麗で小粋なミステリーが誘う感動の人生讃歌!

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あらすじ・ストーリー

「話があるんだ」と思いつめた声で父から呼び出されたゾフィは、ネットのニュースを見せられて唖然とする。そこには、1年前に亡くなった最愛の母エヴェリンに生き写しの女性が映っていた。彼女の名はカタリーナ、メトロポリタン・オペラで歌う著名なプリマドンナで、同じ歌手でもドイツの名もないクラブをクビになったばかりのゾフィとは住む世界の違うスターだ。父はどうしても彼女のことが知りたいと、ゾフィを強引にニューヨークへと送り出す。気まぐれでミステリアスなカタリーナに振り回されながら、彼女と母の関係を探るゾフィ。どうやら母には、家族の知らないもう一つの人生があったらしい──。

解説

ヨーロッパで数多くの賞に輝き、日本でもスマッシュヒットを記録した『ハンナ・アーレント』の名匠マルガレーテ・フォン・トロッタと主演のバルバラ・スコヴァが再び手を組んだのは、オペラとジャズで彩る華麗で小粋なミステリー。舞台はドイツとニューヨーク、水と緑の都の美しい風景と、壮麗なアーチに飾られたMETやセントラルパークが広がる。
スコヴァが一人二役で挑むのは、秘密を抱えたカタリーナとエヴェリン。父に“探偵役”を押し付けられるゾフィには、『帰ってきたヒトラー』のカッチャ・リーマン。そろそろ落ち着くべき年頃なのに、仕事も恋もうまくいかなくて悩むゾフィを洒落たユーモアを添えて演じ、女性たちの共感を呼ぶ。

愛し合っていたはずの亡き妻に「復讐される」と口走る父、母の墓に供えられた贈り主不明の花束、記憶を失くしたカタリーナの母親が隠す古い写真──数々の謎が解き明かされた時、予想もしなかった家族の真実の姿が現れ、まるで霧が晴れるかのように、自分の道を見つけるゾフィ。欠点やあやまち、行き違いや不運も含めて、それが人生の味わい。ミステリーを楽しみながら、生きることを愛する術がいつの間にか見つかる爽快な感動作!

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試写会の感想

 

姿は母親に似ているカタリ―ナだが、気性の粗い性格が母親と真逆なこととにショックを受けるゾフィーだったが、真相が明らかになるにつれ、打ち解けあっていく。
辛い過去であってもそれを知る事で、未来が開けることがある。自分の親たち世代で何があったかをはっきりと認識せずに生きている人が多い現代、自分の進むべき道を模索している人のヒントになるかも知れない映画です。

 

 

 


 

監督・脚本:マルガレーテ・フォン・トラッタ『ハンナ・アーレント』
出演:カッチャ・リーマン『ゲーテなんてクソくらえ』
バルバラ・スコヴァ『ハンナ・アーレント』
マティアス・ハービッヒ『愛を読む人』
原題:a misplaced world/2015/ドイツ/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/101分/字幕翻訳:吉川美奈子

©2015 Concorde Filmverleih / Jan Betke

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