北海道の映画関連情報と最新映画情報・映画レビューを発信するサイト

【ネオン・デーモン】試写会で鑑賞! ハリウッド美少女エル・ファニングが妖しいファッション業界の餌食に!

Pocket
LINEで送る

ネオン・デーモン:原題 The Neon Demon

s_m0000000862_pos

『プッシャー』『ドライヴ』のニコラス・ウィンディング・レフン監督の2016年作品

カンヌが騒然とした華麗で危険なファッション業界の衝撃の悪夢が解き放たれる。

2016年カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式出品作品

解説

s_m0000000862_sub3

絶賛の拍手喝采と非難の嵐が、本年度のカンヌ国際映画祭の上映会場を真っ二つに引き裂いた。歴史と権威のある映画祭を挑発したのは、5年前にまさにこの地で、監督賞の栄誉を受けた男、ニコラス・ウィンディング・レフンだ。新しい才能を待ちわびていた世界の映画ファンに、最高の刺激と興奮をもたらしたクライム・サスペンス『ドライヴ』への高い評価の結果だった。

本作では一転、究極の美を追い求めるファッション業界の裏側に渦巻く欲望を、白昼夢のような幻想的かつ煌びやかな映像で描き出した。『美しさがすでてではない、美しさこそが唯一のものだ』と信じる、命さえも美に捧げ女たちの行き過ぎた情熱を、ダークな大人のおとぎ話に仕上げたのだ。レフン監督は自身が浴びた賛否両論に対して、『観客の心に刺さることで、彼らの一部になる目的は達成された』と不敵に笑う。

 

ネオン・デーモン あらすじ・ストーリー

s_m0000000862_sub1

『本当に美人。彼女、完璧だと思わない?』と、膨大な数の一流モデルを手掛けてきたメイクアップアーティストのルビー(ジェナ・マローン)が、手放しで絶賛する。売れっ子だが、実は整形を繰り返しているモデルのジジ(ベラ・ヒースコート)は、『これって、地毛の色?鼻は本物?人生って不公平』と、ため息をつく。嫉妬と羨望に満ちた彼女たちの視線の先で恥ずかしそうに微笑むのは、ジョージアの田舎町からロスに出てきたばかりの16歳のジェシー(エル・ファニング)だ。

ネットで知り合ったカメラマン志望のディーン(カール・グルスマン)が撮ってくれた写真を手にモデル事務所を訪ねたジェシーは、オーナーのロバータ(クリスティナ・ヘンドリックス)から『国際舞台で成功するわ』と保証され、すぐに契約を結ぶ。ロバータの予言通り、気難しい有名カメラマンのジャック(デズモンド・ハリントン)も、尊大な一流デザイナーのロバート(アレッサンドロ・ニヴォラ)も、ひと目でジェシーに心を奪われる。『どうやら彼女、大スターになりそうね』と、何かとジェシーを気にかけるルビーは、自分のことのように満足そうだ。

だが、ジェシーと一緒だったオーディション会場でロバートに完全に無視されたサラ(アビー・リー)や、ロバートのショーでジェシーにトリを奪われたジジは、もはや敵意も露わにジェシーを引きずりおろそうとする。最初はサラを優しく励まし、ジジににも気を使っていたジェシーだが、『作り物の美しさはすぐにバレる』と言い放つロバートに、『ガラスの海の中のダイヤだ』と褒め称えられ、心に秘めていた自信と野心を解放していく。いつの間にか美しさ以外は何の価値もないというファッション業界の冷酷なるオキテに、どっぷり染まっていくジェシー。

そんな中、モーテルの怪しい管理人ハンク(キアヌ・リーヴス)に身の危険を感じたジェシーは、ルビーに助けを求める。彼女が留守番をしている大豪邸に招かれたジェシーは、ファッション業界のさらなる闇へと踏み込んでいく。。。

 

ネオン・デーモン 予告編

試写会・鑑賞後の感想

s_m0000000862-1

ニコラス・ウィンディング・レフン監督は、中間色が見えづらい色覚障害を持っているそうだ。それを知ると色彩コントラストが強いその独特な映像美はさらにその美しさに不思議な魅力が増し、自身の障害をもその作風に取り込み作品を作りこむレフン監督の映画製作への拘りと情熱をも感じる。
ダコタ・ファニングの妹で今一番若く美しいハリウッドのアイドル女優、エル・ファニングを迎えながら、一般作では不可能なファッション業界を美に執着したモデル達のスリラーの舞台に変えてしまうという力技を見事に成功させた。ラストのシンボル表現はどうか!?とも思ったので、本作を見た方の感想を聞いてみたいところだ。楳図かずおのコミック『絶食』を思い出す観るものの常識を脅かすストーリー展開は、物議を醸し出すがそれがレフン監督ならではの魅力だろう。キアヌ・リーヴスがなぜこの役で出演するのか!?というのも本作の楽しみだ。

スタッフ

  • 監督・脚本:ニコラス・ウィンディング・レフン
  • 製作:レネボングラム
  • 撮影:ナターシャ・ブライエ
  • 編集:マシュー・ニューマン
  • 音楽:クリス・マルティネス
  • 美術:エリオット・ホステッター
  • 衣装デザイン:エリン・ベナッチ
  • 製作:スペース・ロケット

キャスト

  • ジェシー:エル・ファニング
  • ディーン:カール・グルスマン
  • ルビー:ジェナ・マローン
  • ジジ:ベラ・ヒースコート
  • サラ:アビー・リー
  • ロベルタ・ホフマン:クリスティナ・ヘンドリックス
  • ハンク:キアヌ・リーブス

公開日

2017年1月13日(金曜日)全国順次公開

公開劇場

  • TOHOシネマズ 六本木ヒルズ・他全国劇場でロードショー

北海道内公開劇場

  • ディノスシネマズ札幌劇場

作品データ

s_m0000000862_sub2

    • 上映時間 118分
    • 製作年 2016年
    • 製作国 フランス・デンマーク・スウェーデン合作
    • 日本語字幕 風間綾平
    • 映倫区分 
    • 配給 ギャガ
    • 公式サイト ネオン・デーモン

© 2016, Space Rocket, Gaumont, Wild Bunch

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。