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仲代達矢主演 阿部寛 黒木華共演「海辺のリア」6 月17 日公開

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【作品概要】

仲代達矢―。
84歳。俳優人生65年。
黒澤明、小林正樹をはじめ日本映画界を代表する数々の巨匠、名匠、奇才に愛され、近年は国際的再評価が高まるなど、日本映画界最高峰に相応しい俳優である。監督・
脚本は、小林政広。カンヌ国際映画祭で才能を見いだされ、カンヌへ四作品を公式出品。世界三大映画祭に次ぐ、ロカルノ国際映画祭では最高賞の金豹賞ほか3賞同時受
賞の快挙を成し遂げるなど、その独創的映画作法は、特に海外で高く評価されている。仲代と小林は、映画「春との旅」(2010)で巡り会い、「日本の悲劇」(2012)そして、本作品はコンビ三作目となる。小林のオリジナルストーリーによる前代未聞の設定に仲代はじめ、黒木華、原田美枝子、小林薫、そして阿部寛の実力派が挑む。国内のみならず海外からも注目が集まる意欲作。
かつての映画スター、桑畑兆吉。兆吉は、数々の映画や舞台に主演した名優であるが、シェイクスピアの「リア王」だけは演じたことがなかった。その兆吉に認知症の疑いが・・・。かつての記憶が溢れ出したとき、兆吉の心に人生最後の輝きが宿る―。

【ストーリー】

桑畑兆吉(仲代達也)は、舞台、映画にと、役者として半世紀以上のキャリアを積み、さらに俳優養成所を主宰する大スターだった。芝居を愛し続けたかつてのスターも、いまや認知症の疑いがあり、長女・由紀子(原田美枝子)とその夫であり、兆吉の弟子だった行男(阿部寛)。そして由紀子と愛人関係にある謎の運転手(小林薫)に裏切られ、高級老人ホームへと送り込まれる。遺書を書かされた挙句にだ。しかし、ある日、兆吉はその施設を脱走する。なにかに導かれるように、あてもなく海辺を歩き続ける。シルクのパジャマ姿にコートを羽織り、スーツケースをひきずって-。兆吉は彷徨い歩く中で、妻とは別の女に産ませた娘、伸子(黒木華)と突然の再会を果たす。兆吉には、私生児を生んだ伸子を許せず、家から追い出した過去があった。伸子に「リア王」の最愛の娘・コーディーリアの幻影を見た兆吉。兆吉の身にも「リア王」の狂気が乗り移る。かつての記憶が溢れ出したとき、兆吉の心に人生最後の輝きが宿る―。

【試写会の感想】

まるで海辺を舞台と捉えているように、認知症ゆえに現実と非現実を行き交う仲代達矢が演じる桑畑兆吉に、現実に存在するその子供たちが悩まされる姿が、表現・芸術の実現を支え、また振り回される人々の物語とリンクし、観るものを唸らせる。黒木華の演技も本当に素晴らしい。

「海辺のリア」予告

【公開日】2017 年6 月17 日(土)札幌シアターキノ

【作品情報】

監督・脚本/小林政広 出演:仲代達矢 黒木華 原田美枝子 小林薫 阿部寛
エグゼクティブプロデューサー:杉田成道 プロデューサー:宮川朋之 小林政広
企画・制作:モンキータウンプロダクション 宣伝:日本映画放送 配給:東京テアトル 2017/日本/上映時間 106 分
【公式サイト】http://www.umibenolear.

(C)「海辺のリア」製作委員会