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大人の純愛小説「ナラタージュ」を実写映画化!松本潤/有村架純/坂口健太郎 10.7公開

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作品紹介

2006年版「この恋愛小説がすごい!」第1位に輝いた島本理生の恋愛小説「ナラタージュ」。
高校教師と生徒として出会った二人が、時が経ち再会した後、決して許されはしない、けれど、一生に一度しか巡り会えない究極の恋に落ちる―。
恋愛の痛みと、それに勝る幸せを余すことなく描く大人のための恋愛映画がこの秋、登場いたします。

監督の10年にわたる構想を経て集結したキャスト
監督を務めるのは、『世界の中心で、愛をさけぶ』の恋愛映画の名手・行定勲。原作の発表から10年あまり企画を温め続け、この度、満を持しての映画化となりました。

主人公の演劇部顧問を務める高校教師・葉山貴司(はやまたかし)役には、『陽だまりの彼女』以来4年ぶりの映画主演となる嵐の松本潤。
葉山を全身全霊で愛する20歳の工藤泉(くどういずみ)役には、現在放送中のNHK朝の連続テレビ小説「ひよっこ」の主演を務める国民的女優・有村架純。
泉を想う大学生・小野礼二(おのれいじ)役には、坂口健太郎。

孤独な泉を救った教師・葉山。そして、葉山もまた、泉に救われていた―。

「わたしには、あなたでした。」と想いあう二人が、どうしようもない運命だと知ってなおも抗いながら、不器用に恋を貫こうとする姿は、誰もが心に秘める一生に一度の純愛を呼び覚まします。
思いあう二人の姿は、きっとあなたの一番好きだった人を想いださせる―。忘れられない恋を経験したすべての人々の心を揺さぶる、2017年必見の大人のラブストーリーにご期待ください 。

ストーリー

大学2年生の春。泉(有村)のもとに高校の演劇部の顧問教師・葉山(松本)から、後輩の為に卒業公演に参加してくれないかと、誘いの電話がくる。
葉山は、高校時代、孤独な泉を心配し、演劇部に勧誘してくれた教師だった。
自分に居場所を与え、救ってくれた葉山に惹かれていく泉だったが、当時の葉山の気持ちがつかめず、卒業式の日の誰にも言えない葉山との思い出を胸にしまい、泉は高校を卒業する。
卒業公演のための練習で、葉山と泉は再会。
泉と同級生であり演劇部OBの黒川や志緒、そして黒川の大学の同級生で演劇経験のある小野と現役の演劇部の生徒たちとの日々を過ごしながら、葉山と泉は再び惹かれあい、想いを募らせていく。
二人の想いが重なりかけたとき、泉は葉山から離婚の成立していない妻の存在を告げられる。
かつて、高校時代に「妻とは別れた」と聞いていた泉はショックを受ける。
葉山を忘れようと決意した泉は、自分を想ってくれる大学生の小野(坂口)との幸せを選ぼうとするが、一方で小野は、葉山を忘れられない泉に対し、愛情と嫉妬が織り交ぜられた複雑な感情をぶつけ始める。
そんな中、悲しい事件が起き、傷つく葉山を見た泉は―。

試写会の感想

物語は主人公・泉の青春時代の回想録である。泉は大事な懐中時計を取り出して、高校時代と大学時代の恋愛を想い出す。

高校の生徒と教師という禁断の純愛を経て、大学生となり再び出会った泉と演劇部顧問の葉山。泉は葉山に会わない間も想いを募らせていた。そして会う度に葉山への恋愛感情が強くなる。その恋を断ち切ろうと、自分を好いてくれる大学生の小野と付き合うが、事態は思わぬ方向へー。

泉役の有村架純に似合わない濃厚なベッドシーンが多く、彼女の殻を破る過激さには痛々しい感じがした。葉山役の松本潤は温和で優しすぎるが、その真意が掴めない男を演じる。葉山を忘れて、自分を見てほしいと押しの強いタイプの小野を演じるのは坂口健太郎。定番のさわやかモテ男ではなく、嫉妬心の強い男を熱演。
嵐の松本潤ファンは、有村架純とのラブシーンにかなり驚くだろう。私は有村架純に似合わない大胆な濡れ場に衝撃を受けた。

自己主張強めの小野以外は恋愛のテンポが緩くて、イマドキではない。好きな人にちゃんと気持ちを伝えられない遠慮感がヒシヒシと伝わる。これが本当の純愛って言うのだろうか?昭和初期ではないのだから、お互いに好きな気持ち信じて素直に行動すればいいのに…と複雑な心境でそれぞれをジャッジしながら鑑賞。

最近の恋愛映画はグイグイと押しが強く、好きな相手の周囲や環境なんてお構い無しに、自分の望み通りに相手を動かそうとするストーリーが多く、それに目が慣れてしまったのかもしれない…つつましい恋愛ドラマを観て不思議と新鮮な気持ちになる。

原作「ナラタージュ」:

島本理生が20歳の時に書き下ろし、角川書店より発刊。島本は、この作品を書き上げる際に、書き直しをし続け腱鞘炎になったとのエピソードがある。発表されるや否や、瞬く間に話題となり、「本の雑誌」が選ぶ2005上半期第1位、2006年「本屋大賞」第6位、2006年版「この恋愛小説がすごい!」第1位に輝き、第18回山本周五郎賞候補にも選ばれる。発売から12年たった今も、恋愛小説のマスターピースとして、読んだ人の心に残り続けるとともに、新たなファンを増やし続けている。

 

「ナラタージュ」予告編

スタッフ/キャスト

原作島本理生(「ナラタージュ」角川文庫刊)
監督:行定勲
脚本:堀泉杏
音楽:めいな Co.
主題歌:「ナラタージュ」adieu(ソニー・ミュージックレコーズ)/作詞・作曲:野田洋次郎

キャスト
・松本 潤
・有村架純
・坂口健太郎
・大西礼芳
・古舘佑太郎
・神岡実希
・駒木根隆介
・金子大地
・市川実日子
・瀬戸康史

公開日2017年10月7日公開

製作:「ナラタージュ」製作委員会
企画協力:KADOKAWA
配給:東宝=アスミック・エース
上映時間:140分

公式サイト

(C)2017「ナラタージュ」製作委員会

Writer Profile

佐藤友美
佐藤友美
全ての映画の記事編集をしています。札幌の某コミュニティFM局で、生放送の映画紹介コーナーを経て映画ライターに転身。現在AIR-G' FM北海道brilliant days月に一度のペースで最新映画紹介で出演中。HMRライターでは映画鑑賞率が最も高く記事は最多です。